カセットデッキを見直す
YAHAMAショップを通じて修理を依頼していた1985年製のカセットデッキ(K-1xw)が整備を終えて戻ってきた。モーター・ベルト関係・スイッチ類・フライホイールなどが交換されたようだが、25年前のデッキにもかからわず部品が残っていたことに感心する。試しに昨晩のNHK-FM:Jazz Tonightを録音してみたが、リサイクルショップで見つけた安いノーマルカセットテープでもMP3プレーヤーでは味わえない肉厚の音質。CDプレーヤーでもこれを上回るのはそれなりのクラスからの製品だろう。
前に古いCDプレーヤーの修理を依頼した時もそうだったが、YAMAHAのアフターサービスは素晴らしい。これからも大事に使って行きたい。
NHKニュース
オリンピックもあってアナウンサーまでセンセーショナルな感のあるNHKニュース。
やっぱりNHKニュースはこのくらい落ち着いているのがいい。
http://www.youtube.com/watch?...
35年前は読み上げのスピードも今より若干ゆっくりとしている。
きょうびの時として騒々しいニュースばかり見ていると、この落ち着きは実に新鮮に感じる。
ところでこの大塚利兵衛アナウンサーはまだご存命なのでしょうか。
セルフかフルサービスか・・・ガソリンスタンドの話
自分で給油作業をするセルフ型のガソリンスタンドが一般的になって久しい。
こちらは未だにフルサービスの店を使っている。理由はと言うと「多少高くても何となく安心感がある」程度のものか。ガソリン価格を較べてみても全体的にセルフの方が安い感はあるが、せいぜい数円程度しか違わないし、それならフルサービスのほうがいいと思って。
しばらく前まではいつも自宅近くのShell系の店を使っていて、親しい店員の人もいたのだが、この店が昨年秋に突然閉店してしまった。その後はセルフに衣替えするわけでもなく、施設は解体されて更地になっている。店の運営会社に電話すると、神奈川県内に数多くあったその会社の店舗も既にほとんどがセルフ型に衣替えするか、完全閉店しており、フルサービス型の店舗は平塚と逗子にあるだけだという。運営も相当厳しいらしい。こちらとしては数万円分の洗車チケットを買ってあったのでこれを使うためには平塚か逗子まで行かねばならないことになってしまった。
この店が閉店した後、給油のために近くの別のフルサービス型の店を使うことにした。ところが数回通ったら、その店も突然閉店してしまったのである。そしてさらに別のフルサービスの店に通い始めたら、これまた閉店してしまった。この数ヶ月だけでの出来事である。
フルサービスの店はまだ自宅近くには数店舗あるが、今後どうなることだろう。
もうガソリンの利益だけではやっていけないのかもしれない。でも自分での給油作業に不安のある人は高齢層を中心にそれなりにいるだろう。社会の高齢化もどんどん進むわけだし。知り合いにもフルサービスしか使いたくないと言う人はけっこういる。
フルサービス型の店はこれからも減るだろうが、「給油作業」という需要がなくなるということはないと思う。
ただ近くには一軒もないという日は案外迫っているのかもしれない。