BadenBadenへ

6時起床.昨日まで15日、16日両日はフライブルグ近郊でずっと調査.特に16日は朝8時から夜11時まで食事時間・休憩時間含めてずっと現地の調査相手と一緒だった.とにかく全く気が抜けない状態がずっと続いたので少々疲れ気味.  さて今回フライブルグ近郊で泊ったのがこのホテル.ドイツ南西部のシュバルツバルド(黒い森)の中にあるいかにもドイツといった家庭的な小さなホテルだった.実にフレンドリーな夫婦が経営しているホテルで朝食のバイキングも豊富なドイツパンとチーズがかなり楽しめる・・・.これに加えて広いツインルームのシングルユースでも一泊たったの50ユーロ.ちょっとしたシティホテルに泊れば100ユーロくらいするのだから、こういうところの方がずっといい.昨日の夜中は強い風で部屋の前にある大きな木がしなる音がずっと聞こえていた.ドイツの田舎にいることを感じる.  今日は午前中にフライブルグでの日程を終えた後、今回の調査のコーディネーターをお願いしたI氏とドイツビールと食事をしながらしばし歓談.ちょっとした開放感とともに旧東独の話など.日本からドイツに移り住んで10年ほどのI氏の話では、東ドイツがなくなってから16年近くが経過した現在、かつての東独地域に住む人でも若い人はもう西独地域の人と全く変わらない反面、年齢の高い層では初対面でも東独出身だということがすぐにはっきりわかることが多いという.かつての共産圏に興味のある自分にとっていろいろ興味深い話が聞けた.いずれライプチヒドレスデンといったかつて東ドイツに属していた大きな都市を訪れてみたい.  夕方になりI氏と別れの挨拶を交わした後、フライブルグからまたICEに乗りこみ、週末を過ごす欧州有数の温泉保養地BadenBadenへと向かう. ※写真はホテルの窓からの風景 BadenBadenへの画像