軽井沢・白洲邸

軽井沢に行くため、クルマで自宅を出発。

鵠沼から国道1号→横浜新道→第三京浜→環状8号→関越道練馬IC→高坂SA→藤岡JC→上信越道→横川SA→碓氷軽井沢ICまで。

高坂SAは平日の昼間でもいつもの混雑。

残念なことに豚汁ライスがメニューから消えていた。

安くて美味くてボリューム満点、だいぶ前から定番だったのだが。

碓氷軽井沢ICを出て、国道18号バイパスとの交差点を過ぎたところで、ふと思い立ってハンドルを左に切り、南ヶ丘に入る。

久しぶりに白洲さんの軽井沢のお宅の前を通ってみることにした。白洲邸の周りには白州次郎関係の本で氏の思い出を語っておられる方々の夏用のお宅（別荘という言葉を使いたくない）が何軒か続いてある。お宅の前まで来て見ると車もなくどなたもおられない模様。

牧山桂子さんの最近の本でも触れているが、軽井沢では家の主がいないと勝手に敷地内に入り込んで家を眺め回したり、ひどい場合には庭木を盗んでいく輩もいる。今やうっかり若木を植えて放って置くことも出来ない。牧山さんの本によれば、白洲さんが生前軽井沢で植えた木々もずいぶん被害に遭っているようだ。

以前、軽井沢関係のガイドブックでは「軽井沢有名人別荘マップ」なるものが定番だったことがあった。これを見た人々が勝手に押しかけてきて家を覗き込んだりすることも多かったらしい。個人情報の保護が厳しくなっている最近ではそうしたものも載らなくなったが、素直に良いことだと思う。

その後、南ヶ丘を抜けて国道18号。中軽井沢駅前を右折して今は廃墟と化した旧西武百貨店前を通り、千ヶ滝の小屋に向かう。やはり涼しい。